産後間もない母親をサポートする「産後ケア事業」を宿泊施設で行う取り組みが今月から五島市で始まりました。
宿泊施設を利用した産後ケアは県内で初めてです。

お母さんと赤ちゃんがやってきたのは五島市内の旅館です。


五島市では今月から心身ともに不安定になりやすい出産後の母親に対し、赤ちゃんを一時的に預かるなどの産後ケアを県内で初めて宿泊施設で始めました。

赤ちゃんを保育士らに預けている間お母さんたちはヨガでリフレッシュ。

宿泊施設なので食事やお風呂もついていて病院での産後ケアよりもリラックスできるといいます。

高木裕梨さん:「やっぱりよかったですね。気持ちもリラックスできるし、当たり前なんですけど自分が人だなという実感を」

五島市こども未来課川本多映保健師:「産後ケアを利用していただいて、これから楽しく子育てしていくお手伝いが出来たらなと思っています」

産後ケアの対象は生後5カ月未満の赤ちゃんと母親で料金は1回1000円。

五島市は月1・2回のペースで行っていきたいとしています。