長崎市の小中学校では7日から1学期が始まります。
真新しい文房具で新しい学年を迎えようと、長崎市内の専門店は6日、多くの親子連れで賑わいました。

長崎市浜町にある老舗文房具店、石丸文行堂では、今月に入り新学期に向けて文具を買い求める親子連れなどが増え、商品の数を2割ほど増やして対応しています。

新小学5年生:
「新学期だから筆箱を新しいのにしたいなと思って。他の皆とかが持ってたりシンプルだからこれが気に入った」

新3年生の兄:
「(昔は)けっこうアニメもののノートとか鉛筆とか使っていたんですけど、(今は)学校だとダメみたいで、けっこう厳しいなと感じましたね」

新中学1年生:
「シャーペンを使って中学校を過ごしていきたいなと思います」

石丸文行堂 本田裕子さん:
デザインもですけど、機能が良くなっているという風に感じます」

機能性に優れ、小中学生に人気が高まっているのが『削らず書ける鉛筆』です。

特殊な芯は金属などを含んでいて、少ない摩擦力で紙に黒鉛を付着させることができ、芯の先端が摩耗しないため 削る必要がありません。

また、小学校でプログラミングの授業が必修化されたことを受けて販売が始まった商品も──

石丸文行堂 本田裕子さん:
「タブレットケースやタッチペンで、子どもさん向けのデザインがなった商品が増えてきています」

学校から配布されるタブレットを持ち運ぶためのバッグやタッチペン、画面クリーナーなど商品のバリエーションは 去年よりも多彩になっています。