長崎県諫早市の長崎県央看護学校で6日、入学式が行われ、看護師を目指す34人が新たな一歩を踏み出しました。

安達 陽菜さん:
「宣誓。安心と希望を与える看護を行えるよう努力して参ります」

ことし県央看護学校に入学したのは10代から30代までの34人です。

新入生のおよそ3割は、社会人経験を経ての入学です。

『エッセンシャルワーカー』と呼ばれ、コロナ禍でその重要性が改めて認識された看護師。
新入生の中にはその姿が看護師を目指すきっかけになった人も──

新入生 増山祐太さん(元介護士 31):
「コロナとかもあって困っている人もいっぱいいた。そういう人の力になれたらと」

新入生 山口茉樹さん(元接客業 27):
「目の前に倒れている人がいたら、何かできる存在でありたいというのが自分の中に強くありまして、人の心を癒すことができるような看護師になりたい」

新入生は7日から3年間、授業や病院実習を行い、医療や看護の現場で活躍できる看護師を目指します。