空中で編隊を崩さずに飛ぶにはいくつかのポイントがあるといいます。

江口さんのバイザーに映る仲間の飛行機に注目すると、常に同じ位置に見えるよう視界の中の一点として捉え続けていることが分かります。

そして左手でスロットルを動かし、エンジンの出力を細かく制御しつづけています。

飛行速度は時速500キロから600キロ。
高速で飛び続ける中、無線で連絡をとりながら、一糸乱れぬ編隊飛行を実行します。

長崎の空に描いた巨大なハート『バーティカルキューピッド』
巨大なハートの右側を描いたのは江口さんです。

最後に、コクピットからの映像と地上から映した全く同じタイミングの映像を交えながら、デルタ360度ターンの一部始終をご覧いただきます。

長崎の空に巨大な円が絵が描かれました。

海の青と空の青──そしてブルーインパルスの青が融合した長崎の特別な一日でした。

コックピット内映像は全て航空自衛隊 提供