西九州新幹線の開業で変わる街の様子や列車に関する話題などをお伝えしている『新幹線がやってきた』
シリーズ最終回は佐賀県・嬉野温泉駅周辺のグルメを取材しました。
キーワードは『ぐつぐつ』です。
■ 嬉野名物 ふわとろの“温泉湯豆腐”


西九州新幹線開業に伴い新設された嬉野温泉駅。
大正から昭和の初めにあった鉄道が廃止されて以降、街に鉄道が乗り入れるのは91年ぶりです。
嬉野の温泉街で体と心を温める“ぐつぐつ”グルメを紹介します!

まずは嬉野の名物 温泉湯豆腐 発祥の店『よこ長』

『特選 湯どうふ定食』は豆腐と7種の季節の食材に“温泉水”を加えてぐつぐつ!

久富 美海アナウンサー:
「うま味がぎゅって豆腐のなかに集まってきて、一口入れてふわっと広がりました…香りが」

香りが広がる理由は、使っている豆腐にあります。

宗庵 よこ長 店主 小野 原博さん:
「(豆腐に)気泡がたくさんあって。そのなかに嬉野の温泉水が入り込んでいて溶けたり、豆腐のうま味を出したりっていう特徴があるんですね」
■ 老舗米穀店が 精米と炊き方にとことんこだわったご飯

老舗の米穀店が営むレストラン『一粒茶屋すいしゃ』

石臼と杵を使いおよそ5時間かけて精米。

その後羽釜で“ぐつぐつ”炊きます。

一粒茶屋すいしゃ 園田 浩之 舎長:
「火加減ですよ、火を吹くタイミングが一番難しいんです」
久富:炊いている間はずっと目が離せない?
園田さん:「そうです、こんな時に電話でもかかってきたら大変(笑)」

こうして炊きあがったふっくら粒立ちのご飯!

炊きたてを1番人気の「ミルフィーユ御膳」でいただきます!

久富:「甘みがあってもっちもちしていて(美味しい)」

一粒茶屋すいしゃ 中島 絵美 さん:
「精米方法が全然違うので、もちもちした食感のご飯になっていると思います。
ちょうど季節も良いので、お外…テラスの方で召し上がっていただいて、嬉野の大自然というか、景色が良いところを見ていただいたり。温泉に入って遊んでいただきたいなと思っています。