新市庁舎への移転に伴い不要となった机や棚などの物品を市民に譲り渡します。
長崎市の旧庁舎で、3日から不用品の譲渡会が始まりました。

受付開始前から長蛇の列ができた旧長崎市役所。


保育園の関係者:
「とっても助かります。新品を買うと高いですし」

譲渡会に参加できるのは市内で公益的な活動をする団体です。

新庁舎では使用されない、机や椅子、棚など比較的状態が良い物品、およそ400点が無償で譲られます。

長崎市役所 企画財政部 酒井英生政策監:
「まだまだ使えるものがありますから、使っていただくことで皆さんのお役に立てるのであればそれでいいかなと思っております」

3日午前の部には、114団体が参加。予約は速いもの順です。

寸法や使い勝手などを確認した上で希望の品を職員に申し出ます。

長崎ペンギン水族館の職員は必要な品を上司と打ち合わせます。

ペンギン水族館の職員:「はーい、ちょっと見てみます」

ペンギン水族館の職員:
「館内に置く椅子とか、あとはロッカーとかあればいいなと思ったんですけども、ちょっとロッカーはめぼしいやつがもうなかったので…。次は椅子を探そうかなと」

保育園の職員は、新しい事務所で使うというお目当ての棚を無事予約できました。

保育園の関係者:「満足感でいっぱいです」

3日は、400点のうちおよそ300点が予約されました。
譲渡会は、4日も旧庁舎本館1階で行われることになっています。