子どもたちが授業などで制作した作品を一堂に集めた作品展が、21日から長崎県美術館で始まりました。

「発泡スチロール」を削り、自由に色を付けて作った今年の干支うさぎの彫刻など、長崎市内の0歳児から小学生までが授業などで作った美術作品467点が揃いました。


今回で40回目を迎えた作品展「童美展(どうびてん)」は、子どもたちの豊かな感性と想像力を育もうと、長崎市内の教職員が中心となり毎年行っています。

こちらは滑石(なめし)小学校の6年生が作成した絵画「火のトンネル」。

長崎原爆を描いた紙芝居を元に、被爆の実相を伝えようと縦およそ4メートル、横およそ8メートルの巨大な作品を仕上げました。

子どもたちの自由な発想が見られる「童美展」は、今月26日まで長崎県美術館で開かれています。