新たな長崎県産品の中から優れたものを選び顕彰する今年度の『県特産品新作展』の審査が、7日 行われました。



創意工夫にあふれた農水産加工品や飲料、工芸品など新たな県産品が並びます。


今回で54回目となる特産品新作展は『事業者の新商品開発意欲を高め、産業の振興を図ろう』と県が開いています。

7日は、2021年12月以降に市販化され、書類審査を通過した38点が、現物審査に臨みました。
見た目や品質、長崎らしさなどが評価されます。

台所をイメージしたギフトボックスの中には波佐見伝統のくらわんか碗。

セットとなっている米「八三三米(はさみまい)」は焼物づくりの石膏型を土壌改良剤として再利用し育てました。
さらに江戸時代に日本で生産され、オランダ向けに輸出された磁器の瓶「コンプラ瓶」の形をした箸置きが彩を添えます。

審査委員 ながさきプレス編集長 中島 悠希子さんは「SDGsの観点を取り入れた商品は新しい。これからも増えていくのではないかと注目しています」と話していました。
審査結果は後日決定し、来月中旬、最高賞の県知事賞をはじめ、受賞商品の表彰式が行われる予定です。