日銀長崎支店は2022年の県内経済について「基調として持ち直しが続いた」との認識を示しました。

2022年の長崎県の経済について、日銀長崎支店の鴛海支店長は、新型コロナの影響が和らいだ上、秋以降は新幹線開業と全国旅行支援が観光やサービス消費を後押ししたと分析。
また、企業に近年停滞が続いていた設備投資を積極化する動きもあり、「基調として持ち直しが続いた」と振り返りました。
一方で、原材料やエネルギー価格の高騰に伴う物価上昇など、企業の収益を圧迫する外的要因も多かったと述べました。

鴛海支店長は、2023年も長崎県の経済は回復が続くとした上で、設備投資の継続や賃金の改善がポイントになると指摘しています。