原資は「政府米」の保管料…積みあがった1億円超
この給付金の原資を巡っては、国が直接的な資金拠出を行わない代わりに、農水省が政府所有米の保管業務をカネミ倉庫に優先的に委託するという特異な救済枠組みが取られてきました。
患者の中に申請しない人がいることなどから、現在およそ1億1600万円が積みあがっており、被害者側は活用を訴えていましたが、農水省側は「いつ本人から請求があるか分からない準備金であり、将来の安定した支払いに支障が出るおそれがある」としてこれまで頑なに拒否していました。
農水省が方針転換「患者の要望と物価高受け」
20日の三者協議で農水省の担当者は「物価高などを踏まえた被害者側の要望を受け、今後も継続的・安定的に支払えるのかを検討した結果、引き上げが可能であると判断した」と述べ、今年度分の支払い分から1万円上乗せし「6万円」に引き上げられることで合意しました。
油症患者への給付金増額は、2012年の救済法成立以来初めてです。








