長崎県内企業の社長の平均年齢は昨年末時点で61.3歳で、過去最高となり、九州で最も高くなりました。
帝国データバンク長崎支店の調査によりますと、去年12月時点での長崎県内の社長の平均年齢は61.3歳で、前の年から0.2歳上昇し、過去最高を更新しました。
九州で最も高く、全国で6番目に高くなっています。
業種別では不動産業が64.2歳で最も高く、次いで卸売業、小売業となっていて、全業種で60歳を超えています。
帝国データバンク長崎支店では、年齢の上昇は社長が経験や経営手腕をいかし、最前線で活躍していることを示している一方で、事業継承や世代交代がうまく進んでいないことも表していると分析しています。