修学旅行生の長崎への誘致を促進するため、「被爆者の体験講話」を映画館で実施する取り組みが始まりました。

被爆者・八木道子さん(87)
「あなた方に平和のバトン、バトンを渡すつもりでお話しします」

映画館での「被爆体験講話」を受講したのは、横浜からの修学旅行生です。

京都などでのオーバーツーリズム問題を受けて、修学旅行先を長崎に変更する関東の学校が増えるなか、被爆体験講話の会場は不足しています。また被爆者の高齢化で、夜の講話も難しくなっていることから、長崎バス観光は、日中、映画館を活用する取り組みを始めました。

長崎バス観光 石田誠取締役営業統括部長
「平和学習ができる教室が足りていない。学校側の希望の時間帯に合わないといったところがあったので、このTOHOシネマズ長崎の空き時間を借りて、そしてこういう映像化をしていった方がいいんじゃないかと」

横浜隼人高校 2年生
「大きな画面になることによって、細かい部分まで見ることができて、戦争の悲惨さというものがより伝わりやすくなってるんじゃないかなって」

長崎バス観光は、映画館の空き時間を活用して、被爆者の話を聞く機会を増やし、修学旅行の長崎への誘致につなげたいとしています。