iPS細胞を使ったパーキンソン病の治療のための再生医療製品について、公的な医療保険を適用することが了承されました。iPS細胞による再生医療が世界で初めて実用化することになります。

iPS細胞は、神経や筋肉などの細胞に変化できることから、細胞の機能を再生させることが期待されていて、厚生労働大臣は今年3月、iPS細胞を使った2つの再生医療製品の製造・販売について、条件期限付きで承認しました。

承認された再生医療製品の1つで、パーキンソン病の治療に使われる、「アムシェプリ」について、きょう、厚労大臣の諮問機関・中央社会保険医療協議会が公的な医療保険を適用することを了承しました。

また、価格については、およそ5530万円とすることが了承されました。

住友ファーマが開発した「アムシェプリ」は、パーキンソン病の患者の脳に移植し、症状の改善を目指すもので、iPS細胞による再生医療が実用化されるのは世界初となります。

厚労大臣が承認したもう1つのiPS細胞活用の再生医療製品「リハート」についても夏ごろに保険適用するかどうか決まる見通しです。