長崎の経済界のトップが顔を揃える「新年祝賀交歓会」が5日、長崎市で開かれました。


長崎商工会議所主催の「新年祝賀交歓会」には、県内企業の経営者ら180人が出席しました。その中で長崎商工会議所の森拓二郎会頭は2023年の見通しについて「コロナの影響が残るものの地域経済は緩やかに持ち直していく」とした上で、今後は脱炭素社会の実現や人材不足といった課題に取り組んでいくと抱負を述べました。

長崎商工会議所 森拓二郎会頭「カーボンニュートラルへの対応をはじめ人手不足対策、デジタル化等への人材スキルアップ。さらには若者の地元定着促進を図るための人材育成事業などについて積極的に取り組んでいくことといたしております」


また森会頭は去年開業した西九州新幹線の経済効果を最大化するためには長崎ー博多間のフル規格化が必要だと改めて語りました。