長崎の伝統行事、長崎くんち「本踊」の地方を指導してきた松永 鐵文歌(まつなが てつふみか)さんが、5日、亡くなりました。108歳でした。

亡くなったのは長唄・松永流の師匠、松永 鐵文歌さん(108)です。

鐵文歌さんは、1917年(大正6年)生まれ。長年にわたり長崎くんち「本踊」の演奏者である地方として活躍し、長崎検番の芸妓衆や門下生の指導にあたり、長唄の継承に尽力してきました。

鐵文歌さん:
「くんちに出ることは簡単にはいきません。普通の会でしたら、もうご自分が極端に申しますと恥をかいて…ということですけれども、くんちとなりますと“町内の名前”がかかります。やっぱり町内の方は『うちの町が一番やな』と思われてると思うんですよ」

100歳を過ぎても現役の三味線奏者として舞台に立ち続け、去年6月には108歳の「茶寿」を祝う演奏会が開かれました。

関係者によりますと、鐵文歌さんは5日夕方、息を引き取ったということです。

通夜は8日の夕方から随時。告別式は9日の午後0時半からで、長崎市光町の平安社長崎斎場・本館で執り行われます。