ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、長崎県五島市の郵便局長の男性に感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは五島市、奥浦郵便局の局長、熊川兼之さんです。
警察によりますと熊川さんは、先月17日、65歳の女性が電話をかけながら郵便局のATMを操作していたことから詐欺を疑い声をかけました。
女性に電話を切らせたうえで警察に通報し警察官が到着するまでの間女性を局内にとどめて被害を未然に防ぎました。

奥浦郵便局・熊川兼之局長「まさかうちの郵便局でっていう思いが最初ありました。地域のお客様のためにということで日頃からそういったことに注意しながらですね。対応の方を考えております」

五島警察署・岡山英紀署長「還付金詐欺はATMのまえで電話をかけているそういう姿が一番特徴的なものです。声をかけていただく。それが一番だと思います」
今年11月までに、県内ではニセ電話詐欺の被害が201件、総額およそ5億円報告されています。
県警は
・知らない番号からの電話には出ないこと
・「+」から始まる番号の電話には出ないこと
・電話で金の話をされたら家族に電話をかけ直すこと
などを呼びかけています。








