「油症と関連があるとは言い難い」全国油症治療研究班
全国油症治療研究班は2021年から、初となる油症次世代の調査に着手した。「次世代に何らかの影響がある」「現行の診断基準を次世代に当てはめるのは難しい」との考えを示しているが、救済につながる成果は見いだせていない。口唇口蓋裂については「油症と関連があるとは言い難い」との見解を示した。

中内孝一さん(54):
「今年で(油症発覚から)57年も経ったんですが、いまだに認定されるかどうかも分からない…「宙ぶらりん」というような感じです。このカネミ油症事件はまだ終わっていないということ、まだまだ現在進行形であるということを、皆さんに強くお伝えしたいんです」








