全国的に穏やかな小春日和となった16日(日)から一転、週明けの日本列島は「12月並み」の強烈な寒気に見舞われる見込みです。

17日は、発達する低気圧が日本海からオホーツク海へ進み、そこから伸びる寒冷前線が日本列島を通過します。この影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で雨が降る見込みです。九州や関東など太平洋側では晴れ間も出ますが、大気の状態が不安定なため、急な雨や突風に注意が必要です。
そして前線が通過した直後から、季節を数週間進めるような強い寒気が流れ込みます。
18日(火)〜19日(水):平地でも積雪か 11月異例の寒気

18日は冬型の気圧配置が強まり、上空(850hPa)には北日本でマイナス12℃以下、東日本でもマイナス6℃以下という、この時期としてはかなり強い寒気が流れ込みます。
北日本・東日本:
日本海側を中心に大雪となる所があり、平地でも積雪の可能性があります。車の運転など交通障害に十分な注意が必要です。
西日本:
山沿いを中心に積雪となる可能性があります。九州でも寒気の影響で気温が上がらず、冷たい北風が吹き付ける厳しい寒さとなるでしょう。








