「疑われてるんですか?」本物の警察官、名演技続く
というのも現在富山県警のほうでサワムラカズキを主犯格として、詐欺グループの事件を捜査をしていまして、そのサワムラを逮捕するに当たり、犯行拠点となっている家を家宅捜索をしたところ、大量の他人名義のキャッシュカードや携帯電話などを押収しています。
その中の1枚に●●さん名義の●●銀行のキャッシュカードを含まれていたので、富山県警の方が●●さんがサワムラの資金提供に加担しているのではいかという容疑がかかっておりまして、その件にご自身心当たりがあるかどうかそういったことで今回お電話させていただいたんですよ。
今現状、●●さん被疑者として疑われているんですよ。
(警察官)
被疑者として私疑われているんですか。
(ニセ警察官)
おっしゃるとおりです。
と言うのも、説明するとこれらの押収しているキャッシュカードというのが、言いましたよね、今現状ね、●●さんの口座に振り込まれてしまっている被害者の方々がいらっしゃるんですよ。
(警察官)
そうなんですね。
(ニセ警察官)
はい、その方々が振込先や富山県警の方に被害届を出されてしまっているんですよ。なので・・・。
「何という罪になるんですか?」
(警察官)
なんという罪になるんですか。罪名はなんという罪になるんですか。
(ニセ警察官)
いわゆるこちら犯罪収益移転法です。
(警察官)
犯罪収益移転法というのがあるんですね。
(ニセ警察官)
はい、でね●●さんがこのまま放置されてしまいますと、資金洗浄の罪が成立した場合、●●さん名義の口座が凍結されると同時に逮捕または起訴される場合があるんですよ。
というのも今回、先ほどもお伝えしましたが、●●さん以外にも数百人、口座の名前が挙がっておりまして、一部の者ではあるんですが口座の売買や資金洗浄に加担している者がいるんですよ。
そうなっている以上●●さんがサワムラのことを知らないし、口座のことも知らないという言葉だけでは、我々警察といたしましても、このまま●●さんの言葉を信じて、捜査をやめるわけにはいかないんですよ。
そこは理解していただけましたか。
富山遠いですよ…
(警察官)
ずっと説明してるじゃないですか。急にそんなあなた被疑者ですよと言われても困りますし・・・。
(ニセ警察官)
本来の捜査手順に従って説明すると、●●さんは着替えと身分証明書をお持ちになって、富山県警のほうまで足を運んでもらいたいのが一点。
(警察官)
富山県警。
(ニセ警察官)
はい。やはり今回の事件を捜査しているのが富山県警となっていますので、富山県警が捜査権を持っているわけなんです。
(警察官)
はい。
(ニセ警察官)
その際には最低20日間の拘留を請求される場合がありますが、一番最初に申し上げたとおり、本日そちらの対応というのは可能でしょうかね。
(警察官)
なんとか・・・。富山遠いですよ。








