～富山県警に転送～

（ニセ警察官）
お電話転送受けました。富山県警刑事部捜査二課キムラです。
本日ですね、●●さんご自身がサワムラグループ詐欺事件に関与しているということで警視庁から通知を受け取った状態かと思いますが。

こちらとしましては、２０日間の隔離調査のため、富山県警に直接お越しいただくよう求めている訳なんですけども、では、お越しいただけない場合ですね、これからの会話内容をこちらで録音させていただきます。
また録音に関してなのですが、第三者の声や雑音が入ったりする場合、このまま電話での対応ができず、富山県警本部にて対面調査といったことになります。今現在お一人でしょうか。

（警察官）
はい。
（ニセ警察官）
今、現状ご自身来れない以上、遠隔で取り調べを行うに当たって、取り調べ時と同じような空間、第三者が介入しないような場所で、天井がついた場所、そして落ち着いている所、そこういった所で対応していただきたいんですよ。

（警察官）
取調室と同じ空間ですか・・・。
（ニセ警察官）
同じような空間。
（警察官）
そもそもすいません、さっきの方からは、本当に警察かどうかは警察手帳とかを見せてくれるというふうに聞いてたんですけど。
（ニセ警察官）
はい。

本当に警察の方なんですか？

（警察官）
本当に警察の方なんですか。
（ニセ警察官）
ええ、後ほど調書を作成する前に私の方から警察手帳を提示しようかと思っておりました。

まずは大前提来ていくことなんですが、来れないようであれば、私の方でも遠隔で警察手帳をお見せしようかと考えておりました。
では、私の方からね警察手帳をお見せした後、調書の方を作成していきたいといった方針になりますので、本来であればね、取調室の方でねそういった確認作業を行いたいと思っていたのですが、今現状それができない以上ですね、●●さんはzoomというアプリインストールされていますか。

（警察官）
Zoomですか。
（ニセ警察官）
仰るとおりです。
（警察官）
持ってないですね。
（ニセ警察官）
では、Zoomをインストールしていただいて、zoomのミーティングの方で双方の確認作業を行いたいと思います。
（zoom移行後）