自転車のロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」が、佐世保市で10日に開幕し、疾走感あるレースが繰り広げられました。

「ツール・ド・九州」はことしで3回目を迎えた自転車ロードレースの国際大会で、長崎県内がコースとなるのは今回が初めてです。

武末記者
「世界各国のロードレーサーたちが佐世保市に集まりました!コース周辺にはスタートを待つ多くの観衆が詰めかけています!」

「スタート!」

佐世保市街地を舞台にしたレースには、ヨーロッパやアジアなど国内外あわせて18チーム、100人以上の選手が出場しました。

来場者「すげー」「速い」

自転車のスピードは最大で時速60キロ以上です!

来場者(アメリカから)
(女性)「迫力があってかっこいいです。風が当たって。」
(男性)「風が強い。私のタオル飛んでいます。」

直角カーブも多い1周1・5キロのコースを30周する過酷なレース。大人から子どもまで佐世保市内での熱戦に沸きました。

佐世保市内からの来場者
「最高です。このスピード感。なかなか見られるもんじゃない、長崎じゃ。」

自転車競技に取り組む児童
「生で見たらすごい迫力。」

「想像以上に速いのですごいと思います。」

先頭集団は、首位交代を続け、およそ1時間のレースの直線勝負で決着!スイスチームの選手が佐世保クリテリウムの優勝を飾りました。

九州の5県をまたいで開催される「ツール・ド・九州」。選手らは11日から全長100キロを超える長距離レースに臨みます。