主役は親子三代の「網打ち船頭」

筑後の榎津産の家具を移入して販売する商人が多く住んでいたことに由来すると言われる「榎津町」。約60年前に鍛冶屋町と万屋町に統合され、いまでは一部にその名が残るのみです。

中島川が近いことにちなみ、約175年前から川船を奉納しています。見どころの一つは、網打ちです。

「やー!」
今回、網打ち船頭を務めるのは、小学3年生の古賀優多くん。根曳の父・友一朗さんと親子で舞台に立ちます。

実は父の友一朗さんも、31年前に網打ちを務めました。先輩として、父親として、指導にあたっています。

古賀友一朗さん:
「良い時もあれば悪い時もあって、本人にはなんで良かったのか?なんで悪かったのか?一投一投考えながらするよう伝えています」

網打ち船頭 古賀優多くん:
「今日はたまたま開いた可能性があるから、稽古が足りないので、休みの日でも自主練習をしたいです」