伝統の「時計回り」に挑む、重さ3トンの川船

「ヤッセ、ヤッセ、ヤッセ…」
榎津町が奉納するのは伝統の「川船」です。16人の根曳衆が重さ3トンの船を縦横無尽に曳き回し、激流に逆らいながら荒々しく進むさまを表現しています。

江戸時代から続く伝統を重んじ、あえて演技に変化を加えず、「時計回りでの船廻し」にこだわってきました。

根曳・浦川礼司さん:
「伝統がある中で(時計回りを)変えずにやるというのも良いのかなと思うので」

一番の見せ場は直進から回転に切り替わる瞬間!勢いを殺さず、流れのままに回転に入るスピード感が持ち味です。

今回は根曳のおよそ半数が新人さん。伝統の船廻しを目指して、試行錯誤を重ねています。