今月25日に長崎県諫早市の農地で見つかった“死んだナベヅル”1羽から、『高病原性鳥インフルエンザウイルス』が検出されたことが分かりました。
長崎県内での確認は6年ぶりです。

高病原性鳥インフルエンザが検出されたのは、今月25日に諫早市の森山干拓地で見つかった死んだ野鳥のナベヅル1羽です。

簡易検査での鳥インフルエンザ“陽性”判定を受け、国立環境研究所で遺伝子検査をしたところ高病原性のウイルス『H5亜型』が検出されたということです。

野鳥での確認は国内では今シーズン70例目。
長崎県内では2016年12月以来、6年ぶり6羽目の確認です。

県内139の養鶏場では異常は確認されていません。


既に今月25日までに県内すべての養鶏場で緊急消毒が実施されており、県では引き続き『予防対策の強化徹底』を呼び掛けると共に、死んだ野鳥が見つかった半径10キロ圏内で『監視の強化』を実施しています。