原爆で1300人余りの児童らが犠牲となった山里小学校で5日、平和祈念式が行われました。

平和への祈りを込めて、永井隆博士が作った「あの子らの碑」。
原爆で1300人あまりの児童や教職員らが亡くなった山里小では、毎年この時期に碑の前で祈念式を行っており、ことしで76回目となりました。

式では碑ができた当時6年生だった卒業生が原爆の悲惨さを語り、児童らと一緒に平和への祈りを捧げました。

児童代表・6年生:
「悲しい過去は変えられませんが、それを知ることはできると思います。戦争の悲惨さと平和への想いを私は未来に語り継いでいきたい。戦争がなく、みんなが笑顔な世の中になることを望みます」
被爆から今年で80年、平和への思いを受け継いでいく取り組みが続いています。








