国内需要は約100隻、アジア市場も視野

沖新船舶工業は、円安の影響は大きいものの、建造の速さとその後のメンテナンスで国産のメリットは出せると話します。

沖新船舶工業 津志田正和設計部長:
「国内の需要は国土交通省が発表しているので100隻ぐらいいると思うんすよね。国外も今、韓国もどんどんどんどん洋上風力発電やってますし、もう台湾、インドに関してはもう日本より既に先に進んでる状態なんで、これから日本がどう太刀打ちできるかというのは考えてますけど。ヨーロッパの技術に追いついて、さらにいいものを作っていければ。国産化っていうのも、国外に輸出っていうことももちろん考えてます」

ヨーロッパやアジアが先行する「洋上風力発電」。世界の技術に追いつき、追い越そうと国際的な「新市場」へ参入する挑戦が始まっています。