核兵器のない世界をめざす「ながさき平和大集会」が13日開かれ、長崎の被爆者4団体に「秋月平和賞」が贈られました。
平和を願う市民が集う「ながさき平和大集会」が13日、原爆資料館で開かれ130人が参加しました。

長崎の核兵器廃絶の願いを国の内外に訴えてきた団体・個人に贈られる「秋月平和賞」。ことしは、核兵器廃絶を求め国際世論に大きく寄与したとして長崎の被爆者4団体に贈られました。

(長崎原爆被災者協議会 田中重光会長)「秋月平和賞を頂き、私たち被爆者を支援してくださった人たちも喜んでいると思います。」

(長崎原爆遺族会 本田魂会長)「核兵器廃絶運動を始めて、何十年もしてきましたが、世界に行き渡らない。放射能の恐ろしさを私は後世に伝えていきたい。」

集会では、長崎居留地キッズコーラスの合唱も行われ、参加者は平和のためにできることを考えていました。