長崎県が、2025年4月に、小学5年生と中学2・3年生に向けて実施した学力調査の結果が公表されました。
学力調査は、長崎県県が、教育指導や学力向上に向けた対策の充実を図るため、毎年行っているもので、2025年度は、4月に、小中学校468校で、小学5年生と中学2・3年生 約3万400人に対し行いました。
長崎県によりますと、平均正答率は、小学5年生は国語・算数ともに目標値の60%を超えましたが、中学2年生の数学と中学3年生の英語は、目標値を下回りました。
特に、中学2年生の数学では、用語の意味を正しく理解し問題を解く力が、中学3年生の英語では、基本的な文法を理解し正しい語順で表現する力が課題となっています。
長崎県では、8月に発表される全国学力調査の結果も踏まえ、教員向けに授業や指導改善に関する研修会を行う予定です。