長崎市内に住む70代の男性が、SNS型投資詐欺で、約3600万円をだまし取られる事件がありました。

被害にあったのは長崎市に住む70代の男性です。

警察によりますと男性は、ことし3月、LINEで知り合った人物に勧められた実在しない投資サイトで投資を開始。

その後、正規の取リ引きと信じ、投資を続けた男性のもとに、カスタマーセンターを名乗る人物から「納税が完了しなければ出金や新たな取り引きができない」「資金が凍結されたため、履行保証金を支払うよう銀行から求められている」などと連絡がありました。

それを信じた男性は、ことし4月から6月までの間に、投資や税金、履行保証金の名目で、6回にわたり現金あわせて約3600万円を振り込みました。

送金に疑問を思った男性が、今月2日、銀行に確認したことから、騙し取られていたことが発覚。銀行の担当者が警察に届け出ました。

警察はLINEなどのSNSで「投資で絶対儲かる」などとしてお金を振り込むよう指示された場合は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。