長崎大学は、所蔵する貴重な被爆資料を保存・継承するため、24日からクラウドファンディングで寄附を募っています。

原爆で甚大な被害を受けた長崎大学は、被爆80年のことし、劣化が進む被爆関連資料の修復・保存を目的に、24日クラウドファンディングのサイトを開設しました。

被爆時に長崎医科大学の学生が着ていた血染めの白衣は、生地の劣化を修復し、カビを除去する処置が必要とされています。

原爆による焼失を免れ、今もかろうじて自立している日本最古の紙製の人体模型は内部を詳しく調査し保存する計画です。

クラウドファンディングの目標金額は800万円で、長崎大学のホームページに開設された特設サイトで寄付が受け付けられている他、指定の口座に直接寄付を振込むことも可能だということです。