社会課題の解決法を探るため、高校生が地元企業にインタビューを行う特別授業が4日、長崎市の高校で行われました。

授業には、2年生およそ100人と、地元企業11社の経営者などが参加しました。


この取り組みは生徒の課題解決力の向上を図る授業『総合的な探求の時間』の一環で行なわれ、“ジェンダー”や“食品ロス”といった『社会課題』について、生徒の質問に企業側が答え、解決法を探りました。

高校生:
「食料廃棄について色々調べてきたんですけど、廃棄しそうなものを学校とかに配ることってできるんですか?」

飲食店経営者:
「廃棄しそうな商品を学校に配ることはできません。食品の安心というところで食の安全が守られないので外部に配ることはできません」

高校生:
「自分が今まで全く知らなかった世界について詳しく知ることができて貴重な経験になりました」

高校生:
「どんな仕事に就きたいかという関心が広がったので嬉しかった。良かったです」

生徒たちは今回の授業で得た知識などをもとにそれぞれの課題の解決法についてレポートにまとめ、後日発表会を行うということです。