長崎市が“現在の長崎市役所の場所”に建設を予定している『新たな文化施設』について、27日開かれた審議会で基本計画の素案が示されました。

新たな文化施設は、4年後の完成を目指していて、現在の長崎市役所の場所に建設予定です。

27日の審議会では、基本計画を策定した業者が、施設の機能や規模などの素案を委員に説明しました。

新たな施設のホールは1,000席程度を備え、想定延べ床面積は7,500~7,800平方メートル。建設費は66~69億円程度を見込んでいます。

また、『リハーサルや小規模公演』に対応した部屋や、『少人数用の練習部屋』5~6室を備え、市内で不足している練習機能を充実させます

臨時委員 一般財団法人地域創造リージョナルシアター事業
派遣アーティスト福田修志さん:
「本気度を全く感じないので倍は欲しいなと、10室(は欲しい)」

基本計画の素案は、今後、パブリックコメントで市民からも意見を募集した上で、年度内に策定。
長崎市は、来年度、設計に着手できればとしています