ペダル付き電動バイクなどの小型モビリティの普及に伴い、長崎県警ではことしから専門の対策係が設置され、18日警察官を対象にした研修会が行われました。

特定小型原動付自転車やペダル付き電動バイクなど新しい乗り物が増えている中、長崎県警ではことしの春から「次世代モビリティ対策係」を新設しました。18日に行われた研修会ではそれぞれの乗り物の特性や危険性を理解するため、走行体験が行われました。

警察官
「いくらアクセルをひねっても進まない」
「キックしてアクセルをひねると進みます」

特にペダル付き電動バイクは運転免許が必要で車道を走行しなければなりません。

長崎県警察本部 交通企画課課長補佐 山口直樹 警部
「いろんなタイプの乗り物が増えてきてますので、まずそれが何に該当するのか、ルールをきっちり確認して、安全な乗り方で楽しく乗っていただければいいかなと思います」

長崎県内では去年10月、電動キックボードを運転していた高齢男性が死亡する自損事故が起きていて、県警は今後も広報啓発に務めるとしています。