逮捕されたのは暴力団幹部

その場で取り押さえられ逮捕されたのは、暴力団幹部の城尾哲彌。暴力団組織内での地位が下がり、金銭に窮し、長崎市に様々な要求をしたものの断られたことを逆恨みした犯行でした。

殺人や公職選挙法違反(選挙の自由妨害)などの罪に問われた裁判の判決では、次の事実が認定されています。

市政への逆恨み

■2002年1月以降、言いなりにさせて金を引き出すなど利用していた建設会社「A」が資金繰りに窮し、長崎市の融資制度を利用しようとしたものの信用保証協会の保証が得られず、融資が受けられなかったことに腹を立て、右翼団体の構成員と共に、長崎市に抗議を繰り返した。