長崎大学が全国モデル目指す 観光教育推進プロジェクト始動
先月、長崎大学教育学部・井手准教授らでつくる「長崎シビック・プライドを育む会」が開いたスタートアップミーティング。

観光教育を推進している長崎市の担当者なども参加し、子どもたちへの基礎教育として、観光教育を充実させることの重要性が話されました。
名桜大学 寺本潔特任教授:
「現在の長崎市あるいは長崎県の状況を考えてみますと、『シビックプライド』育成がいかに重要な時代に差し掛かってるか。それに気付いていただけないか」
この日招かれた名桜大学・寺本潔特任教授は「観光教育」という分野を立ち上げた創始者です。
名桜大学 寺本潔特任教授:
「日本が観光先進国に大きく成長するためには今からもう始めないと遅いぐらいなんです。人材を育てていかないと成長しません」

名桜大学 寺本潔特任教授:
「(全国的に)初めて教育委員会と観光政策課という2つの部局、いわゆる縦割り行政の壁を横断的に取り払い連携して進めている点で、非常に画期的な期待を持っています。全国初の『長崎モデル』の観光人材育成が実現するのではと思っています」
【住】縦割り行政の壁を破る「長崎モデル」の観光人材育成には期待できますね。
【平】観光教育を全国各地で指導しておられる寺本先生が考える「長崎のこどもたちにシビックプライドを育む教育」は
▶「観光市民」としての自覚
▶多様な価値を受け入れてきた「国際性」と「長崎弁」の継承
▶観光客目線の「企画力」「提案力」
▶「長崎推し」を増やすことにつながる場面の創出の4つです。