敬老の日のきょうの特集はこの方!
94歳のボウリング名人・長崎市の梶原常夫さんをご紹介します
まずは、お手並み拝見。ストライク見事ストライク!
梶原常夫さんは昭和3年2月13日生まれの94歳!
ボウリング歴は、およそ60年です。

仲間「あれ難しい普通はとれない」
梶原さん「去年、ひ孫が来た時、一緒に投げたよ」
早田記者「ひ孫さん、お幾つですか?」
梶原さん「えーっと、今、小学校6年生」
日本ボウリング場協会が毎年発表している「全国長寿ボウラー番付」今年度の男性編には80歳以上の3,945人が掲載されていて、梶原さんは264人いる90歳以上の横綱の一人です。
長崎ラッキーボウル松尾久史支配人「全国長寿ボウラー番付男性編横綱・梶原常夫殿末永く、ボウリングで健康増進を図られますよう期待致しております」
兵庫県姫路市出身の梶原さん。21歳で長崎に移り住み、88歳まで長崎魚市で仲買の仕事をしていました。ボウリングを始めたのは30代の頃です。
梶原さん「手軽にできるでしょボウリングなら雨が降ってもできるでしょうし自分の自由の時間に行けますから(若い頃は)20ゲームぐらい投げよったね、一日に。笑物事に熱中する性格でね、とことんまで目指さないかんと、そういうことで。」
39歳の時、長崎県代表として出場した第一回全日本大会でプロ・アマ合わせて4位に!
梶原さん「平均で198あった、9ゲームの」

最近の秘密兵器はこれ。
ボウリング前に左右100回ずつこのトレーニングを行うことでかかとから踏み出しつま先で蹴る動きをしっかり意識できるそうです。
早田記者「行く前にくたびれませんか?」
梶原さん「いやいや全然」
ボウリングは週3回。この日は、馴染みの仲間たちとの練習会です。ストライク一投目からストライク!
ボウリング仲間上原登さん(77)「もう超人ですよ良か時は200出すよ」

ボウルの重さは13ポンド(約5.9キロ)。
何度も手の動きを確認していました。
梶原さん「力抜く練習キュッて引っ張る悪い癖があるからね」
早田記者「イメージトレーニングを?」
梶原さん「そうそうそう」
ボウリング仲間富永一弘さん(68)「研究熱心なんですよいつもね、負けるもんだからさ、何とか梶原さんに負けないように頑張ろうとね、一生懸命やってるんですけど」

梶原さんの特技は、1本だけ残った一番右端のピンに命中させスペアをとることです。
ボウリング仲間浦川忠義さん「右投げの人は、ボウルは自然に(左に)カーブするわけそれを避けようと思って右に投げすぎると、あのガターに落ちてしまう9割ぐらいは成功してる」
この日は5ゲーム行い、平均スコアは167後半にもストライクを出すなど疲れ知らずでした。
梶原さん「できたら95歳まで投げたいね」
早田記者「95でいいんですか?番付まだ上が」
梶原さん「いやいやいやいや、わからんやってみなわからん体と相談して」早田「なんでこんなお元気なんですか?」
梶原さん「いや、自分でもわからん笑」

梶原常夫さん持ち前の探究心と向上心で進化しつづける94歳です。感想・・・