西九州新幹線開業を控えた長崎県の新大村駅で、暴漢や不審物などテロへの対応に備える防犯訓練が行われました。


駅職員:「11番乗り場に刃物らしきものを持った不審者がいるそうです」


訓練は、西九州新幹線開業を控えた新大村駅のホームに不審者が現れた想定で行われました。


長崎県警とJR九州長崎支社の職員あわせておよそ50人が参加。通報後、警察が駆け付けるまでの対応や、駅の構内で爆発物と思われる不審物が見つかった場合の対応手順について確認しました。


JR九州長崎支社 井出 正剛 次期 新大村駅長:
「こういった訓練がお客様であったり市民の安全に繋がるなということを感じることができました」


長崎県警察本部 警務部 杉本 正彦 首席参事官:
「(警察・駅職員の)それぞれの役割・任務・手順を確認いただく。冷静に対応できるように準備して頂くということが非常に大切なこと」


警察は不特定多数の人が利用する場所はテロの標的になる可能性もあるとして、不審物を見つけた際には、不用意に近づかず、駅の職員や警察に通報するよう呼びかけています。