開業まであと10日となった西九州新幹線”かもめ”ですが、在来線も盛り上がりを見せています。
EXILEのボーカルで佐世保市出身のTAKAHIROさんがデザインした列車を、地元の小学生がペイントするプロジェクトが進めらています。

司会者:
「今日はスペシャルゲストの方に来て頂きました。EXILEのTAKAHIROさんです!」
歌やダンスだけでなく絵画や書道もプロ並みというTAKAHIROさん。今回初めて列車のデザインを手がけました。
TAKAHIROさん:
「今日はですね、僕がデザインさせてもらったこの車両に、みんなには色塗りをしてもらおうと思ってます」

長崎・佐賀両県をイメージさせる龍踊り・カステラ・唐津くんちなどTAKAHIROさんが描きました。

TAKAHIROさん:「うわっ懐かしいな。名札とか」
12日、列車のペイントに参加したのはTAKAHIROさんの母校、佐世保市立広田小学校の児童25人です。
TAKAHIROさん:「がっつり後輩だね。楽しんでいきましょうね」
小学生:「はい」

作業が行われているのは早岐駅構内にあるJRの車両基地。ローカル線を走る2両編成の列車がキャンバスです。すでに下絵が描いてあり、子供たちは枠からはみ出さないよう慎重に色を塗っていました。

小学生:
「きれいに線に沿って塗るところが難しいです。失敗しないように頑張ろうという気持ちで描いてます」
「結構難しいです。電車に興味のある人や家族とかに見てもらいたいです」
西九州新幹線の開業に伴って全国から訪れる観光客に関心を持ってもらい、新幹線が通っていない地域にも足を運んでもらうのが狙いです。
TAKAHIROさん:
「本当に微力ではありますけど、皆さんが来るきっかけになってくれたらいいなと思いますし、みんなの夢を乗せて地元を彩ってくれたらいいなと」

TAKAHIROさんがデザインした列車は、佐賀県の肥前山口駅から長崎駅や早岐駅を結ぶ区間で、来月以降に運行されるということです。