対馬市の国指定史跡「万松院」で、10月12日、年に一度だけの夜間開放が行われ、幻想的な雰囲気に包まれました。

1615年、対馬藩主・宗家の菩提寺として建立された「万松院」

訪れた人たちが、提灯を手に、明治時代まで対馬を治めていた宗家の御霊を祀る「万松院まつり」が行われました。

年に一度の夜間開放のこの日は、約350基の石灯篭に明かりが灯され、樹齢1000年を越す大杉や宗家の巨大な墓石がライトアップされました。

訪れた親子
「楽しかった」「なかなか見られない貴重な体験だったなと思います」

万松院では、闇に浮かぶ無数の光が、幻想的な雰囲気を醸し出していました。