強制だったけど…孫の中に生まれた思い
今回の旅に参加するにあたり、外務省から「非核特使」を委嘱された小川さん。自身の孫と世界中の若者たちへの「継承」を目的とした証言の旅でした。
世界18か国22寄港地を回り活動に対する百音さんの意識にも変化が芽生えました。

小川さん「(百音さんに)私の活動も見てもらったし、海外の人たちの考え方もわかったし自分で取捨選択して今後の活動に大いに参考になったんじゃないかと思います」
百音さん「12回証言会いったので、ほかの被爆者の方もじぃじの被爆証言も、もう暗記したというか、覚えたかなと思っています。世界各地まわって、聞いた話とか、海外の反応とかを大学帰ったらまずまわりの友達にシェアしてどんどんシェアできたらなと思ってます」
被爆者の祖父から大学生の孫への継承。世界中の人々との交流を通して2人は「核兵器廃絶」にむけた取り組みへの思いを一層強めた旅となりました。








