長崎大水害の被災状況と、その後の復興について学ぶ『防災親子さるく』が長崎市で行われました。


防災親子さるくは、防災意識の向上を図るため県が主催。
小学生と保護者が長崎大水害の被害や治水工事について学びました。


大水害では中島川にかかる11本の石橋のうち9本が流失。
復旧工事は眼鏡橋など、文化財の保護を考慮して行われました

説明:「普通だったら川幅を拡げたり川底を掘ったりするんですけど、それをしてしまうと眼鏡橋が今のところに架けられないですよね」


川の両岸にバイパス水路をつくり、流せる水の量が3.8倍に増えたことを知りました。

小学校4年生:
「工事してくれた人はもしもまた長崎大水害みたいなのが起こったらと考えてやってくれたんだなと思いました」
小学校3年生:
「こんなに壊れて、今はめちゃくちゃ綺麗に片づけられていて、びっくりしました」

長崎大水害から明日で40年。
参加者は、災害に強いまちづくりの重要性を実感していました。