えびの高原の硫黄山周辺について、気象台は、6日、噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを「2」から「1」に引き下げました。
これに伴い、硫黄山近くを通る県道1号が土日限定で通行が再開されることになりました。
気象台によりますと、えびの高原の硫黄山周辺では、今年7月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられましたが、7月8日以降は、火山性微動が発生していないほか、火山性地震も少ない状況で経過しています。
このため、気象台は火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったとして、6日午前11時に、硫黄山周辺の噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から活火山であることに留意の「1」に引き下げました。
ただ、硫黄山の火口などでは熱水が飛散する可能性があるほか、火山ガスにも注意が必要ということで、気象台は、引き続き、地元自治体などが行う立ち入り規制に従うよう呼びかけています。
噴火警戒レベルの引き下げに伴い、通行止めになっていた硫黄山近くを通る県道1号は土日限定での通行が再開されることになりました。







