高齢者に安全に車を運転してもらい事故防止につなげようと、65歳以上のドライバーを対象にした講習会が、都城市で行われました。

この講習会は、都城市が毎年実施しているもので、市内に住む65歳以上の高齢ドライバーおよそ30人が参加しました。

講習では、交通安全教習車を使って、運転中に危険を察知した際、正確な判断や操作ができるかなど自分の運転能力について再確認していました。

また、先進技術で運転を支援するサポートカーの実車体験も行われ、参加者たちは、衝突被害を軽減する機能やペダルの踏み間違いによる急発進を抑制する機能などを体験しました。

(参加者)「相対的にちょっと動作が遅いということ(が分かった)気を付けて乗らないといけないと感じた」

宮崎県警察本部によりますと、県内では、今月1日までに25件の死亡事故が発生していて、およそ半数が高齢者による事故だということです。