7月、延岡市で新型コロナワクチンの接種が行われた際、誤って使用済みの注射器が使われていたことが分かりました。
延岡市によりますと、7月10日、福祉施設の入所者ら6人がワクチン接種のため、医療機関に来院した際、車いすの人もいたことから、車内で接種が行われました。
その際、接種を行った看護師が最初の人に使用した注射器を、3番目の30代男性に誤って使ったということです。
この男性の体調に変化はないということです。
この事故について、延岡市は、8月2日付けの告示文書で庁舎前の掲示板に張り出しましたが、報道機関などへは公表していませんでした。
これについて、延岡市地域医療政策課は、「市の公表基準に沿って対応した」としています。