宮崎県内では、大雨の影響で一部の自治体に避難指示が出されています。
31日の県内は、太平洋高気圧周辺と台風11号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となっています。
各地の1時間雨量は、延岡市北方町で55.5ミリ、都農町で55ミリなどとなっていて、午前10時半現在、延岡市、日向市、門川町など、7つの市町村で5段階の大雨警戒レベルのうちレベル4に相当する「土砂災害警戒情報」が発表されています。
こうした中、日之影町全域と、日向市の一部地域にはレベル4の「避難指示」が発令されています。
県内は31日夕方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあり、1時間雨量は、多いところで北部で60ミリ、南部で50ミリと予想されています。
気象台は、土砂災害、低い土地の浸水、それに河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。