宮崎県内は現在、全域が台風6号の強風域に入り局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風6号は、きょう午前2時には屋久島の西、およそ70キロの海上にあって、1時間に15キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。

中心の気圧は、970ヘクトパスカル中心付近の最大風速は30メートルとなっています。

台風の接近に伴い、県内には、5段階の大雨警戒レベルでレベル4に相当する「土砂災害警戒情報」が、宮崎市や都城市など、14の市町村に出されています。


また、都城市、日南市、串間市の全域、それに宮崎市や西都市などの一部地域を対象に警戒レベル4の「避難指示」が出されています。


県内は、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や、激しい雨が降るところがあり、線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨の量が増え、総雨量が平年の8月の降水量を大きく超えるおそれがあります。

予想されている24時間雨量は、きょうが、いずれも多いところで南部で400ミリ、北部で300ミリ、あすが、全域で100ミリから200ミリとなっています。

県内は、土砂災害に厳重警戒、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫、それに、うねりを伴った高波に警戒が必要です。