気になる台風6号の進路ですが、今週末には、宮崎県内各地で夏まつりが予定されています。
それが、宮崎市の「納涼花火大会」や日向市の「ひょっとこ夏祭り」です。
宮崎の夏を代表する大型イベントの開催はどうなるのでしょうか。

5日に控えた「みやざき納涼花火大会」。

去年は、新型コロナによる制限などもあり、観客は、およそ2万人でしたが、今年は、制限がなくおよそ10万人が見込まれています。

(商工会議所の担当者)
「急にお集まりいただきありがとうございます。8月5日に迫った花火大会ですけど、急きょ台風の進路も気になるところもありまして」

3日は、実行委員会や商工会議所の担当者らが集まり、台風が県内に接近した場合の対応などについて話し合いました。

「もし台風が近づいてきた時に、設営しているものの撤去も考えていかないといけない」

実行委員会では、雨天の場合は順延することにしていますが、予備日となっている6日と7日には、さらに台風が近づくおそれも・・・

3日の会議では、日程の延期についても検討していく必要があるとの声もだされました。

(みやざき納涼花火大会実行委員会 久保臣譲委員長)
「延期したとしてもなるべく早くやってあげたい。あまりにも日が空いてしまうと、皆さんの熱も冷めるだろうし、8月夏の風物詩ということを考えると、できたら9月よりも8月の方がいい」

実行委員会では、当日の午前中までに開催するかどうかを最終判断し、ホームページなどで知らせることにしています。


(みやざき納涼花火大会実行委員会 久保臣譲委員長)
「いろいろな業者が関わってくるので、あまり長引かせることはできないということで、この予備日を含めた3日間の間に開催ができないということになれば、思い切った延期を考えていかなけれればならない」

同じく5日に予定されているのが、「日向ひょっとこ夏まつり」。

新型コロナの影響で、去年まで3年連続中止となっていました。


実行委員会では、今のところ、通常通りの開催を予定していますが、今後の台風の進路によっては、プログラムの一部を変更する場合があるとしています。