昨シーズンに引き続き、今年も苦渋の決断です。
宮崎県五ヶ瀬町は、去年の台風14号による被害で安全性が確保できないなどとして、五ヶ瀬ハイランドスキー場の営業を今シーズンも断念したと発表しました。
五ヶ瀬ハイランドスキー場は、去年の台風14号により、スキー場につながる道路が複数の場所で寸断され、昨シーズンは営業休止を余儀なくされました。
五ヶ瀬町は、災害復旧工事を進めていますが、地すべりの兆候が見られ、その対策について協議が必要なことや安全性が確保できないことなどから、今シーズンも営業を断念したということです。
スキー場を運営する五ヶ瀬ハイランドの社長を務める小迫幸弘町長は、「一刻も早い災害復旧に努め、来シーズンこそ安心してお客様を迎えられ活気あふれるスキー場を運営できるよう体制づくりに努めたい」としています。