防衛省は、宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地で、今月26日から、日本とフランスによる共同訓練を行うと発表しました。
新田原基地で、フランスとの共同訓練が行われるのは初となっていて、訓練に参加するフランス軍は、およそ120人になる見込みです。
防衛省などによりますと、日本とフランスによる共同訓練は今月26日から4日間の日程で行われ、フランス空軍の主力戦闘機「ラファール」のほか空中給油機や輸送機あわせて4機が新田原基地に飛来するということです。
また、フランス軍はおよそ120人が参加する見通しだということです。
(浜田靖一防衛大臣)
「共同訓練を実施することによって、日仏間の相互理解を進化させるとともに、同国による我が国周辺地域への関与を促進し、意義深い取り組みになると考えている」
新富町では、フランス軍について、原則として新田原基地内の施設に宿泊することを求めることにしていています。
県内でフランス軍が参加して共同訓練が行われるのは、おととしの霧島演習場での日米仏共同訓練以来で、新田原基地では初めてとなっています。