えびの高原の硫黄山周辺の噴火警戒レベルが、火口周辺規制の「2」に引き上げられました。

気象庁は、7日午後5時15分、えびの高原の硫黄山周辺について、噴火警戒レベルをこれまでの「1」から火口周辺規制の「2」に引き上げました。

気象台によりますと、硫黄山は今年5月ごろから山の浅い場所での山体膨張が確認されていて、7日午後4時50分、火山性微動が発生したということです。

気象台では、火口からおおむね1キロの範囲では、大きな噴石に警戒するとともに、風下側は火山灰だけでなく小さな噴石にも注意するよう呼びかけています。